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【シリーズ】軽度知的障害や発達障害がある生徒を対象とした自立活動(4)【自立活動の授業の実際①-オリエンテーション-】

このシリーズでは、軽度知的障害や発達障害がある生徒を対象とした自立活動について、A特別支援学校の取り組みを軸に紹介していきます。

※本記事の作成に当たり、A特別支援学校からの許可をいただいています。

今回は「自立活動の授業の実際」として、「オリエンテーション」の具体的な学習指導略案と実際に使用したスライドを紹介します。

オリエンテーションの目標

A特別支援学校では年度最初の授業として全学年対象の「オリエンテーション」を行い、自立活動の意義や内容などについて確認しています。

オリエンテーションの目標
  • 自立活動の内容について知る。
  • 苦手なことを自分なりに考え、何かしらの解決法があることを知る。
  • 3つのポイント(自己理解、解決法、理解者)を知る。

実際の学習活動

指導ではどのような学習活動が行われているのか、指導略案実際に使用したスライドをもとにみていきましょう。

アイスブレイク ~あとだしジャンケン~】

・楽しく参加できる雰囲気づくりを行う。 

・見通しを持って参加できるよう、授業の流れを示しておく。 

【グー・チョキ・パーアンケート】

・コミュニケーション・人間関係・感情や行動のコントロール・ストレス等についてグー・チョキ・パーで答えてもらう。

・自分の考えや判断を大切にし、他の人の反応に否定的な態度をしないように伝える。 

教えて、〇〇さん ~有名人の成功体験~】

・興味が持てるようにクイズ形式で行い、ポジティブに考えられるよう補足説明を行う。 

・生徒が興味のある話題や人物を例に挙げる。 

自立活動の意義について】

【自立活動の内容について】 

【自立活動のポイントについて】

理解しやすいように簡潔にまとめるようにする。

次回は…

次回の記事では「自立活動の授業の実際②-自分の苦手なところ、得意なところをチェックしよう-」について紹介していきます。

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