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【特別支援学校】数学:概数の使い方と表し方【授業紹介】

単元名「概数の使い方と表し方」(およその数の使い方と表し方を調べよう)

特別支援学校での授業を参観させていただき、とても勉強になりましたので紹介させていただきます💡

単元の目標

概数について理解し、概数を用いたり、四捨五入や和・差の結果の見積もりをしたりすることができるとともに、数学的表現を適切に活用して目的に合った数の処理の仕方を考える力を養い、概数を用いて考えた過程を振り返り、日常の事象に生かそうとする態度を養う。

単元終了時の児童・生徒の姿(単元のゴールの姿・期待される姿)

日常生活における概数の有用性を理解し、具体的な場面で概数を活用することができる。

指導計画(単元計画)

単元計画(参考)は以下の通りでした💡


学習活動具体の評価基準
概数の意味
(概数の意味と、約を用いた表し方)
・概数の意味を理解し、説明することができる。(発表)
四捨五入の意味と方法
(四捨五入の意味とその方法)
・四捨五入の意味や方法を理解することができる。(練習問題)
数の範囲の表し方
(「以上」「未満」「以下」の意味)
・以上、未満、以下の意味を理解し、数が範囲に入っているかを判断することができる。(ノート・発表・練習問題)
切り上げ、切り捨ての意味と方法
和や差を概数で見積もる
(数の処理の仕方に注目し、目的に応じた概数を用いた和や差の見積もりの仕方)
・切り上げ、切り捨ての意味や方法を理解することができる。(練習問題)
・目的に応じて和、差の結果を見積もることができる。(発表)
買い物における和や差の概数の見積もり
(数の処理の仕方に着目し、目的に応じた概数を用いた和や差の見積もりの仕方)
・金額を概数にして計算し、どにょうな数の処理をしたのか説明することができる。(発表)
まとめ・単元の学習を振り返り、様々な考えを聞き、概数のよさに気付き今後の生活への活用を見出している。(ノート・ワークシート)

授業紹介(単元計画中の5回目)

過程学習活動指導上の留意事項
導入1.本時の流れ、学習内容をつかむ。
2.前時の復習をする。
3.本時の目標を確認する。
【目標】
持っているお金で、見積もりをしながら買い物をしよう。
・本時の流れを電子黒板に掲示し、学習活動に見通しを持てるようにする。
・2つの見積もり(切り上げ、切り捨て)を具体例とともに表で整理する。
・切り上げと切り捨ての数は同じにし、両者の違いをわかりやすくする。
・日常的な買い物での活用を考え、切り上げと切り捨ての概数処理を取り上げ、実際の金額に近い見積もりをする。
・「見積もる」の意味を平易な言葉を用いて説明する。
展開4.本時の課題に取り組む
【学習課題】
校外学習で昼食を食べます。予算は1000円です。見積もりをしながら商品を買いましょう。
5.自分が買う商品と見積もりの仕方、金額を発表する(全体)。
「私は、(  )をだいたい(  )円と(  )し・・・」
6.他者がどのような処理をしたのか知る。
・商品のイラストを準備し、実際の買い物がイメージしやすいようにする。
・学習課題が整理できるホワイトボードを一人一つ準備し、概算処理が確認できるようにする。
・ホワイトボードには、選んだ商品、見積り額、概算の合計金額が記入できるようにする。また、活動の前にホワイトボードで見本を示しながら具体的に説明する。
・複数の商品を選ぶ上で、切り上げと切り捨てが混在していたり、概算の合計金額が1000円を超えていたりする場合も修正を求めず、後の発表で本人が気づけるようにする。
・自分が選んだ商品と見積もりの仕方が説明できるようにキーワードとなる言葉(見積り額と処理の仕方)を空欄にした話型を電子黒板に掲示する。
・発表ごとに実際のお金とおつりを計算し、生徒に伝える。
・実際の合計金額をホワイトボードに記入し、どのくらい差があるか確認できるようにする。
・生徒の実態によって、切り上げ、切り捨てにした意図を問う。
・すべて「切り捨て」を行った際に予算額を超えてしまう場合の例を準備し、状況によって生徒に提示する。
・全体で共有することで自分の考え以外の意見を聞き、他の概数処理の仕方があることに気付けるようにする。
期待される学びの姿:切り上げ、切り捨ての2つの方法から目的(1000円で足りるように)をもって概算処理をし、その処理が切り上げか切り捨てかを判断し、説明ができる。
週末7.学習のまとめ、要点の確認をする。・課題解決を通して得られた気付きや要点について生徒の発言を生かしてまとめの言葉とする。
・学習活動を振り返りワークシートに感想をまとめる。

板書や作業の実際

①前時の復習
・切り上げ:514→600
・切り捨て:514→500
②本時の目標
・持っているお金で、見積もりをしながら買い物をしよう。
③学習課題
・○○○○で昼食を食べます。
・予算は1000円です。
・見積もりをしながら商品を買いましょう。
④作業の説明


①見積もりをしながらハンバーガー、飲み物、サイドメニューを選んで自分のホワイトボードに貼る。
②だいたいの金額(概算処理)を記入する。
③だいたいの合計金額を書く


①切り上げで見積もって予算内にできた。
②切り上げ、切り下げの両方で見積もったものの予算内におさまらなかった。※考えを深めるきっかけをもたらしてくれました💡
③まとめ
・切り上げと切り捨てがまざっても予算内に買える時がある。
・切り上げで高く見積もりをすると予算内に買える。

学びになったこと5選!

授業を参観させていただき、多くの気付きをもらいました😊

  1. 自分で商品を選択するステップを通ることで、学習活動への自主性が高まる👍
    ※計算するステップからスタートすると、課題の大きな方向性が把握できていないことがあるとのこと。
  2. 「なぜ切り上げたのか、なぜ切り下げたのか」の判断を言語化することが難しく「なんとなく」という回答になりがち。後で尋ねると「そうそう!」という返答があるなど、判断の根拠を言語化するときには支援・配慮が必要👍
  3. 1人ひとりホワイトボードが準備されていたことで作業がスムーズになった👍
  4. 説明するときの話型を示すことで、発表の負荷が軽減されていた👍
  5. 見積もりが予算オーバーだった場合に、間違いを修正できたらすばらしい✨

【感謝】授業を参観させていただきありがとうございました!

  • 丁寧に作成された授業計画💡
  • 生徒の実態に応じた授業展開や補助教材💡
  • 子どもたちとの良好な関係性💡
  • 子ども達の発言を肯定的に受けとめる姿勢

この授業での学習経験をもとに、子どもたちの生活がより良くなっていけばと期待したところです✨
ありがとうございました😊✨

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