Open Chat
本サイトはJSPS科研費(課題番号23K02737)の助成を受けた研究成果を基に作成されています。
AIチャットボットはパソコンでの使用を強くお勧めいたします。※タブレット端末でチャットが突然消えることがあります。

学習指導要領をデータベース化!、さらに想定される学習内容や手だてを提案するチャットボット!「調べ太郎」誕生です。


特別支援学校の教員にとって、最も重要な業務の一つが「学習指導要領に基づいた適切な目標設定と支援」です。しかし、多岐にわたる学部・教科・段階(1段階〜3段階)の中から最適な項目を探し出し、それを児童生徒の実態に落とし込む作業は非常に緻密で時間がかかります。

「調べ太郎」は、学習指導要領のデータを標準搭載し、対話を通じて最適な指導案のヒントを提案してくれるAIツールです。

「調べ太郎」とは?

「調べ太郎」は、Dify(ノーコードAIアプリ開発プラットフォーム)を活用して構築された、特別支援教育専用のチャットボットです。学習指導要領のCSVファイルをコンテキスト(知識ベース)として読み込んでおり、根拠に基づいた正確な情報提供が可能です。

主な活用業務

  1. 個別の指導計画・学習指導案の作成補助
    • 学習指導要領の「目標」や「内容」を瞬時に抽出。
  2. 実態に応じた支援方法のアイディア出し
    • 児童生徒の特性に合わせた具体的な手だてや教材提示。
  3. 若手教員への指導助言(ナレッジシェア)
    • 経験が浅い教員でも、基準に則った適切な指導方針を確認できる。

「調べ太郎」の活用ステップ:対話で進む指導案作成

調べ太郎は、ステップ形式の対話を通じて、ユーザーが求める情報を整理します。

Step 1:学部・教科・段階の特定

まず、対象となる「学部(小学部・中学部・高等部)」「教科」「段階」を入力します。例えば「高等部 職業 2段階」と入力するだけで、膨大な資料から該当箇所を特定します。

  • ※道徳など、3観点での評価が馴染まない教科についても、特別な配慮に基づいた生成を行うよう設計されています。

Step 2:指導要領に基づいた詳細解説

「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」「学びに向かう力・人間性等」の3つの柱に基づき、その学習で何を学ぶべきかを詳細に解説します。

Step 3:児童生徒の実態入力と支援案の生成

ここが「調べ太郎」の真骨頂です。教員が児童生徒の現在の状況や留意点を入力すると、AIが学習指導要領と照らし合わせ、「具体的な学習内容」「目的」「支援方法」を最低3パターン提案します。

特別支援学校における導入メリット

1. 公務の劇的な効率化

これまで指導要領の解説書をめくり、ExcelやWordに転記していた時間が、AIとの対話によって数分に短縮されます。これにより、教材研究や児童生徒と向き合う時間をより多く確保できます。

2. 根拠のある指導の徹底

「調べ太郎」はCSV形式の学習指導要領データを参照しているため、個人の経験則だけに頼らない、学習指導要領に基づいた客観的な指導目標の設定が可能になります。

3. 多忙な教員間の共通言語化

学部や教科が多岐にわたる特別支援学校において、AIが標準的な指針を提示することで、教員間での指導方針の共有がスムーズになります。

活用シーンの例

  • ケースA:新任の先生が授業を組み立てる時
    「小学部1段階の算数で、数字に興味がない子への手だてが思いつかない…」
    → 調べ太郎が、視覚的な教材活用や、生活に結びついた具体的な支援策を提案します。
  • ケースB:学部会議での検討
    「来年度の職業の目標設定、段階を上げるべきか悩んでいる」
    → 各段階の内容を比較提示し、判断材料を提供します。

まとめ:AIが「伴走」する教育の形

「調べ太郎」は、教員の代わりを務めるのではなく、教員の専門性を引き出すための「サポーター」です。

複雑な事務作業や検索業務をAIに任せることで、教員は「その子にしかできない支援」を考えるクリエイティブな業務に集中できるようになります。特別支援学校の公務効率化は、結果として子どもたちへの教育の質向上に直結します。

Difyと学習指導要領データを組み合わせた「調べ太郎」。これからの特別支援教育に欠かせないツールとなるはずです。


ご注意
※本ツールは、教育的知見に基づいた提案を行うものですが、最終的な指導方針の決定は、必ず担当教員や学校組織の判断で行ってください。

生成AIチャットボット「調べ太郎」生成動画

コメント

タイトルとURLをコピーしました